北海道の伝統野菜 八列とうきび

北海道の伝統野菜 八列とうきび

(農林水産省北海道農政事務所令和3年度「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテスト優秀賞作品)
応募者:地域おこし協力隊 千葉 ひろみ

明治から昭和にかけて主流だった「八列とうきび」。しかし、スイトコーン種の出現により、昭和40年頃にはほとんど生産されなくなりました。三笠市の生産者及川善志さんは、一度は諦めた八列とうきび生産でしたが、「作って欲しい」という妻の願いを叶える為、再びチャレンジします。知り合いから種を分けて貰い生産量を増やして行きました。今でも夏から秋にかけて道の駅三笠で販売しています。収穫の適期が短く、味が落ちやすいので翌日には販売することが出来ません。今年、道の駅三笠で、「亡くなったお父さんが八列とうきびを酒の肴にしていたの」と話してくれた女性がいました。味の記憶だけではなく思い出も繋いでくれる作物「八列とうきび」を未来に繋げたいと思います。

※「受け継ぎたい北海道の食」動画コンテストについてはこちらをご覧ください。
・北海道農政事務所HP
https://www.maff.go.jp/hokkaido/jigyou_shien/syokubunka/wasyoku.syokubunka_top.html

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