食堂で人気! “幻の野菜”三河島菜

食堂で人気! “幻の野菜”三河島菜

収穫量が少なく一般に流通していない「幻の野菜」、江戸東京伝統野菜の「三河島菜」が収穫の時期を迎え、荒川区役所の中にある食堂で提供されて評判となっています。
 荒川区役所内の食堂で今週限定の特別メニューに使われて人気となっているメインの食材は「三河島菜」です。三河島菜は江戸時代から荒川区内で栽培されていましたが、明治に入ってから白菜が流通するようになり、生産量が激減しました。今では市場に流通していない野菜になりました。荒川区・観光振興課の三宮捺湖さんは「江戸時代に栽培されていたが、宅地化が進んで農地がなくなって作れなくなり、幻の野菜になってしまった」と話します。三河島菜のメニューを食べた人からは「歯応えもあるし、シャキシャキしていておいしい」「三河島駅をよく使っているが、地域の野菜が食べられていいと思う」などといった声が聞かれました。
 区役所の食堂で提供された三河島菜は、区の依頼で都立農産高校の生徒が育ててきたものです。先週金曜日に生徒たちが収穫した時には、大きいもので60センチにも成長していました。都立農産高校の生徒たちは「生育の悪い苗を間引いたり雑草を抜いたりして育てた」「一生懸命育てたので、おいしく食べてほしい」などと話しています。
 荒川区は今後も区の食堂で三河島菜を区民らに食べてもらい、知名度を上げて観光資源にしたいと意気込んでいます。

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