「練馬大根」を引き抜こう! 練馬区でイベント

「練馬大根」を引き抜こう! 練馬区でイベント

東京を代表する伝統野菜「練馬大根」を引き抜く催しが練馬区で行われ、区民らが収穫を楽しみました。「練馬大根」は、江戸時代に練馬で栽培されていた大根で、現在は生産量が減り市場に出回らない「幻の野菜」となっています。今年で11回目を迎えるこの催しは、練馬大根復活への思いを込め、毎年行われていて約5000本が植えられた畑で、制限時間内に抜いた本数や長さを競いました。練馬大根は身の中ほどが太いため、引き抜くには青首大根の約3~5倍の力が必要だといわれています。参加者は「最初にぐるぐる回して、その後抜くとか、いろいろな簡単な抜き方を考えて抜けたのでよかったです」「すごくうれしかったです。本数じゃないんで。一本でもいいから抜きたくて」と楽しみました。収穫された大根は明日以降、区内の小中学校の給食に使われるということです。

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