【フィレンツェ料理人自宅レシピ】野菜を焼いてシンプルにいただくヴェルドゥーレ・アッラ・グリッリア【前菜】

【フィレンツェ料理人自宅レシピ】野菜を焼いてシンプルにいただくヴェルドゥーレ・アッラ・グリッリア【前菜】

🍆材料(四人前)🥒
・ナス:大1個
・フリッジテッレ(甘長唐辛子):6本
・ズッキーニ:2本
・バジル:適量
・レモン:1個
・エキストラバージンオリーブオイル:適量
・塩:適量

👨‍🍳作り方👩‍🍳
①グリルパンをコンロでしっかりと加熱しておく。
②野菜を切る。ズッキーニは厚めに切って食感を残し、ナスはアクが出ないように焼く直前に切る。フリッジテッレは切らずにそのままにしておく。
③グリルパンがしっかりと加熱されたら、切ったばかりのナスにオリーブオイルを馴染ませて、グリルパンにしっかりと面を付けるように焼いていく。しっかりと焼き色が付いたら返して、塩を軽く振りながら反対面も焼く。
④焼けた順にナスをグリルパンからあげていき、ナスと同じようにオリーブオイルを軽く馴染ませながら、続いてズッキーニ、最後にフリッジテッレを焼いていく。
⑤全ての野菜を焼き上げたら、好みで塩を振ってオリーブオイルを振りかけ、その上からバジルを手でちぎって散らす。仕上げに切ったレモンを絞りかけ、オリーブオイルを軽く回しかける。

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今回の自宅レシピは、旬の野菜をシンプルに焼いていただく「ヴェルドゥーレ・アッラ・グリッリア」です。料理名はそのままイタリア語で「焼き野菜」という意味になりますが、野菜の美味しいイタリアらしさがよく現れている料理であり、味付けも好みで構いませんが、今回は塩、オリーブオイル、レモンでシンプルに仕上げて、バジルの香りを添えるというスタンダートなスタイルになります。

料理のポイントは、焼き上げる野菜のそれぞれの特性を活かすような焼き方をするという事です。ナスはアクが出やすいので、切った直後に焼く事でアクを抑える事ができますし、ズッキーニは瑞々しい食感を活かすために厚めに切ってしっかりと焼き色を付けて、フリッジテッレは切らずにそのまま焼く事で、蒸し焼きの効果を生んでふっくらとした食感に仕上げる事ができます。またオリーブオイルはグリルパンに直接敷かずに、焼く前に野菜に馴染ませる事によって、オリーブオイルの酸化を防いで野菜の味を損なわないようにするのが大切です。

焼き上げた後にはそのまま食べても良いし、一旦、冷蔵庫などで冷やして冷菜の前菜や付け合わせにしたり、あるいはマリネしてまた別の料理のように味わう事もできます。いずれにしても野菜そのものの美味しさを、最もシンプルな形で味わえるこの料理、是非、旬の野菜やお好みの野菜で作ってみてください。

イタリアの郷土料理や食材について詳しく知りたい方は、以下のサイトをご覧ください。

🇮🇹ラ・クチーナ・レジョナーレ
http://lacucinaregionale.com

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🎵使用楽曲:フリーBGM「わくわくクッキングタイム的なBGM」/作(編)曲 : 鷹尾まさき(タカオマサキ)

🎥撮影・構成・編集:イタニナオヨシ

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